ツキを呼び込む うさぎと桃の社

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自分の形を丸くして見つめる

独り言

自分と共通するものは何もないと感じると、相手との関係性は悪く、対極にある違う種類の人間だと思えてしまうものだ。これは関係に「角」が立つ状態といえる。
相手との関係性が良好であるときは、自分とほぼすべてが共通項で成り立った間柄で、仲間であると親近感が湧いてくる。つまり関係は「円」満な状態となるわけだ。

神社には神前に真ん丸の形状の神鏡(かがみ)が、必ず奉安されている。
角のない真ん丸な神鏡。そこに立つと、すべてが共通・完全一致する自分自身が映る状態にある。
神の世界は境目の生じない、真円の中にこそある。
当然、角を立てて接して良い存在ではない。円い自分の状態をイメージして祈り同化を願うのである。

さて、余談を少し書き足しておきたい。
人間にも、神鏡のようなごとき場所・機能がある。それは瞳だ。
大きさは、直径11ミリ~12ミリ程度で年齢・性別による差はなく共通する。

相手との関係がどうしようもなく悪くなり、困った状態のとき、
相手の瞳の「円」の部分をなぞるように見ながら集中する。
不思議と、段々に落ち着くことができるはずだ。
正対する相手の瞳には、あなた自身が写っている。神鏡の状態となっているからだ。
ここはというとき、思い出すと良い。