真ん中ほど尊い場所はない。
自転車に初めて乗れたときのことを思い出すと良い。
なんなく乗りこなす人の姿は、まるで神業のようだったはずだ。
重心(真ん中)を体得し、適度なスピードに乗って、ど真ん中を通るなら倒れない。動きを感じ爽快だ。
真ん中がどれほど大切かを忘れてはならない。
「正中」とは神道での真ん中だ。
神様の通り道である。
神殿での正中は、人間が無神経に居て良い場所ではない。
物事に対し、ど真ん中がどこなのかを知ろうとする努力を惜しんではならない。
ど真ん中がわかった時、爽快な精神が宿り、新たな知見を得て神業へと近づくことができる。