ツキを呼び込むうさぎと桃の社

「よみがえり」を絶えず具象しよう

独り言

よみがえりは、日本神話の黄泉返りに語源がある。
蘇り(よみがえり)」の言葉として、現代の日常に身近な言葉でもある。
蘇りを感じるのはどんな事象だろうか?
新年は、年が新たに蘇ると理解できる。
伸びた髪をわずかに整形するだけでも、見違えるような蘇りを感じるし、
整理整頓・美化が行き渡ると、その部屋はきっと蘇るだろう。
よみがえりとは、本来の正常で清浄な姿に戻ることを指す場合が多い。

わきまえておきたいのは、本来のあるべき根本の姿と、
そして、本来の姿ではないものとを隔てる境目の認識を持つことだ。
黄泉平坂(よもつひらさか)は、この世と他界の境目。
傍目に異常なゴミ屋敷で、当たり前に問題なく暮らせるのならば、
恐ろしいことに、大事な境界が破綻し、当人は気づいてすらいないことになる。
僅かな変化に長い間どっぷりと埋没すると、破綻は気づかぬうちに静かに確実にやってくる。

心の中はどうだろう。よみがえりは意識されているだろうか?
良くないものが溜まっていないだろうか?
凛とした境目は持てているだろうか?

神前で呼吸を整え、祓い清められている心身を感じるならば、
よみがえりは生じている。
そこには澄み切った常若の力が宿ってくる。

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