ツキを呼び込む うさぎと桃の社

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赤くなり、白す

独り言

白すとは、「もうす」と読む。
祝詞にある「かしこみ、かしこみ、も、もうす」のもうすは白すと書くのだ。
すなわち神に申し上げる言葉は「白」なのである。
この上ない誠実な態度で申し上げる「白」ということになる。

祝詞に頻出の、あかき、きよき、誠の心のあかは「赤」である
赤誠(嘘偽りのない真心を持つ)の態度のことを指すものだ。
赤は生き生きとした活力を示す色。
つまり、活力と真心を備えた「赤」でもって、神様に接することができる。

白と赤は、古代の日本人が認知してきた色。
この2つの色の淵源を知るだけで、祈りは何なのかが垣間見える。
紅白ののし袋が、なぜ神前に必要なのか、その意義もわかるはずだ。
ときに日の丸の旗色に、、琴線に触れるような意識が生じるのも自明なのである。