家を建てるなど建築工事に際し、土地を祓い清め、工事の安全とご守護を願う大切な祭典。
悠久の昔より存在していたのが土地。これは誰のものでしょうか。
今は、人々が交わす契約によって売買が成立しますが、古来、土地はそもそも神様がご守護されてきたものと崇められてきました。人々は土地の神様に感謝を捧げ、そして暮らしてきたのです。
地鎮祭の歴史は古く、持統天皇(609年頃)の御代には記録があります。
住吉の大神様は、住みよしとの縁起で、建築に好まれる神様です。
一生涯で何度もない住まいの選択。「住み良い」ご利益をどうぞお受けください。
最近は地鎮祭をしないケースが増えているようです。一生涯の住処として最も高額な買い物となる場合の多い住まい。この最も大切であるものに対し、古来より大切にされてきた地鎮祭の祭祀が重要なのは自明です。地鎮祭は、なぜ、なんのためにするのかを知っていただくと、重要度がご認識いただけるかと思います。
基礎工事が始まる前の良日。大安や友引が好まれます。
必要事項は、おおよそ以下の通りです。
※わかるところから順次お知らせください。不明な部分はご遠慮無くお尋ねください。
祭壇一式、紙垂、お供えなど祭儀に必要なものは神社から持参いたします。
その他、必要な準備物は以下の通りです。
テントの設営がなくとも実施は可能ですが、雨天の場合に実施できませんのでご注意ください。
奉献酒は祭壇か机(白布)にお供えいたします。
開式の30~40分前に現地入し準備します。