■地鎮祭とは
家を建てるなど建築工事に際し、土地を祓い清め、工事の安全とご守護を願う大切な祭典。
悠久の昔より存在していたのが土地。これは誰のものでしょうか。
今は、人々が交わす契約によって売買が成立しますが、古来、土地はそもそも神様がご守護されてきたものと崇められてきました。人々は土地の神様に感謝を捧げ、そして暮らしてきたのです。
地鎮祭の歴史は古く、持統天皇(609年頃)の御代には記録があります。
住吉の大神様は、住みよしとの縁起で、建築に好まれる神様です。
一生涯で何度もない住まいの選択。「住み良い」ご利益をどうぞお受けください。
最近は地鎮祭をしないケースが増えているようです。一生涯の住処として最も高額な買い物となる場合の多い住まい。この最も大切であるものに対し、古来より大切にされてきた地鎮祭の祭祀が重要なのは自明です。地鎮祭は、なぜ、なんのためにするのかを知っていただくと、重要度がご認識いただけるかと思います。
■地鎮祭はいつする
基礎工事が始まる前の良日。大安や友引が好まれます。
■地鎮祭の決まり
必要事項は、おおよそ以下の通りです。
※わかるところから順次お知らせください。不明な部分はご遠慮無くお尋ねください。
- 日時
- 地鎮祭の場所(住所※地番でも良いですが、地番の場合は簡略図をお願いします)
- 建物名
- 施主名(送り仮名も必要)
- 設計業者名(送り仮名も必要)
- 施工業者名(送り仮名も必要)
- 参列人数
- 玉串奉奠数
- お供えの種別(鯛が必要か否か)
- 申込者の方と連絡先
- 領収証の有無(有の場合は宛先)
- 現地まで小型の車で行けるかどうか※小型車での進入・到着が難しい場合、送迎をお願いすることになります。
■地鎮祭の準備物
祭壇一式、紙垂、お供えなど祭儀に必要なものは神社から持参いたします。
その他、必要な準備物は以下の通りです。
- 竹四本
- 縄(竹に巻く縄)
- 盛り土(砂)
- テント
テントの設営がなくとも実施は可能ですが、雨天の場合に実施できませんのでご注意ください。
奉献酒は祭壇か机(白布)にお供えいたします。
開式の30~40分前に現地入し準備します。
■御初穂料
- 50,000円(海のもののお供えが「鯛」)
- 40,000円(海のもののお供えが「するめ昆布」)
■撤饌
- 鎮め物
- 神札
住所:〒561-0811 大阪府豊中市若竹町1-22-6
電話:06-6863-0025 FAX:06-6863-0035
駐車場:有り
その他:御社殿までおよそ50段(低い段)があります